
Viscuitプログラミングの魅力は、子どもたちが視覚的に楽しみながらプログラミングの基礎を学べることです。今回は、「タッチして変化」という機能を活用して、魔法や足跡、変身といった演出でキャラクターの動きを生き生きとさせるテクニックをご紹介します。
作品を見て「どうやって作るんだろう?」と考えることが大切
Viscuitで素敵な作品を見たとき、ただ眺めるだけでなく「これはどうやって作られているんだろう?」と考えることが、プログラミング的思考を育てる第一歩です。
動きを観察しながら、以下のポイントを考えてみましょう:
- どんなイラストが必要か? 変化する前後の絵は何種類必要だろう
- 配置する数はどれくらい? 少なすぎても多すぎても印象が変わる
- 動きの方向は? 左右、上下、斜めなど、どの方向に動かすと効果的か
- 繰り返しは使えるか? 同じパターンを繰り返すことで、効率的に華やかな演出ができる
テクニック1: 魔女の「キラキラ魔法」- 小さな効果を大きく見せる
魔女が魔法を使うシーンでは、小さなキラキラが徐々に大きくなる演出が効果的です。
実装のポイント
段階的な変化を作る
- 小さなキラキラのイラスト
- 中くらいのキラキラのイラスト
- キラキラを並べて大きなイラストにする
- キラキラを消す
メガネの設定
- タッチすると小さなキラキラが出現
- 小さなキラキラ → 中くらいのキラキラ
- 中くらいのキラキラ → 大きなキラキラ
- 大きなキラキラ → 消える
演出を華やかにするコツ
- キラキラの色を複数用意する(金色、水色、ピンク色など)
- 少しずつ位置をずらしながら変化させると動きが出る
- タッチしたてから大きくなっていくと神秘的な雰囲気を出せる
応用アイデア
- 大きなキラキラのあとに小さなキラキラが、魔法の対象にふりかかる演出
- 魔法の対象にも変化をつける(例:カエルを王子様に変身させる)
- 大型モニタとテレビをキャストでつないで、子どもに魔法を使ってもらう
テクニック2: 猫の「足あと」- 繰り返しの表現のコツ
猫が歩くと足あとが残る演出は、繰り返しパターンを使うと上手に表現できます。
実装のポイント
足あとの種類を用意
- 左右色違いの足あと
- 上記の逆の配色の足跡
メガネの設定
- 猫むすめをタッチすると足あとが出現
- 作った2パターンの足跡をメガネに交互にいれることで、ループしながら上にのぼる
イキイキとした動きを作るコツ
- パターンごとの足跡の位置を少しずらすと可愛い
- 足あとの間隔を小さめにすることでトコトコ感がアップ
応用アイデア
- 光る配色の足跡を用意して、足跡の残像を作る(魔法感がアップ)
- 光る足跡の配色は、半透明の黄色or水色の上に元の色より薄めの色を乗せるのがおススメ!
テクニック3: 吸血鬼の「変身」- スムーズな変化の演出
実装のポイント
吸血鬼がからコウモリに変身するような、劇的な変化の演出テクニックです。
変身の段階を分ける
- 通常の吸血鬼
- 小さなコウモリ4匹
- 完全なコウモリ2匹を2パターン
メガネの設定
- タッチすると小さなコウモリに変身
- 完全なコウモリ2パターンを繰り返し動かしながら上に移動
変身を印象的にするコツ
- 小→大の変化が変身の流れを表現
- 2パターンのコウモリが入れ替わることで、動きがダイナミックに!
まとめ
Viscuitで生き生きとした作品を作るには、以下の思考プロセスが重要です。
- 観察する – 動画や他の作品を見て、動きを分析する
- 分解する – 動きを段階ごとに分けて考える
- 設計する – 必要なイラスト、配置、動きの方向を決める
- 実装する – メガネを使ってルールを設定する
- 調整する – 実際に動かしながら、速度や数を微調整する
「タッチして変化」は、Viscuitの中でも特に表現の幅が広がる機能です。小さな工夫の積み重ねで、驚くほど魅力的な作品が生まれます。
まずは簡単な演出から始めて、徐々に複雑な表現にチャレンジしてみましょう。
自分だけのオリジナル演出を考えることが、プログラミング的思考と創造力を育てる最高の練習になります。



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